AI レビュー
AI が成果と根拠を照合し、見落としや次に必要な作業を見つけます。
AI が案件の成果と記録を照らし合わせ、根拠の不足や矛盾を見つけます。 何を確認できたか、何が未確認か、次に何をすべきかを、根拠付きのレポートにまとめる機能です。
たとえば、顧客の要望を引き受ける提案に対し、開発・サポート費用の見積もりが抜けていれば、その不足を指摘します。費用を調べるタスクを作り、結果を記録して再評価すれば、採算を踏まえて提案を見直せます。
何を確認するのか
案件の目的や、紐づくプレイブックに書かれた手順・期待される成果を基準に、実際の成果と記録を確認します。
- 結論を裏付ける根拠があるか。 主張だけでなく、それを支える記録が残っているかを確認します。
- 必要な確認が抜けていないか。 成果が揃っていても、検証に必要な情報がなければ未確認として示します。
- 記録の間に矛盾がないか。 方針を見直す必要がある食い違いを指摘します。
案件やプレイブックに明記された要件と、AI が追加で提案する確認事項は区別します。レポートから引用元の記録やタスクを開き、評価の根拠を確かめられます。
使い方
1. 案件を評価する
Web 版で案件を開き、AI レビューの 評価する を選びます。処理が終わるとレポートが表示されます。評価は必要なときに依頼する方式で、レポートを読むだけでは料金は発生しません。
レポートには、現在の状況、前回からの変化、未解決の問題、次の行動の提案がまとまっています。要約は案件一覧でも確認できます。
| 評価 | 意味 |
|---|---|
| 証拠から妥当と判断 | 提供された根拠から、成果が妥当と判断できる。 |
| 対応が必要 | 問題を示す根拠があり、見直しが必要。 |
| 判断材料が不足 | 妥当かどうかを判断するための情報が足りない。 |
AI の評価は、担当者が判断するための材料です。承認タスクがある場合は、指定された承認者による承認が別途必要です。
2. 提案を確認して、必要な作業を作る
保存済みの提案内容をすべて確認してから採用します。作成時はその内容を変更せずに使い、タイトル・本文・定義の上書きはできません。評価しただけで作業が作られることはありません。
- タスクを作成する: 足りない情報を調べたり、見つかった問題を解消したりする作業を案件に追加します。
- プレイブックへの改善提案を作成する: 次の案件でも活かせる手順や確認事項を提案します。プレイブックの編集者が内容を検討し、採用する場合は新しいバージョンに取り込みます。
- 案件を作成する: 目的・責任・完了条件が異なる作業を分けます。元の案件からの引き継ぎリンクを追加しますが、元の案件は終了しません。
- プレイブックを作成する: 繰り返しの実績と今後の利用見込みを証拠で確認できる場合に、初版を含めて作成します。単なる案件の完了や再利用の可能性だけでは提案しません。採用または対応不要とした作成提案は、同じ案件では再提案しません。
- 対応不要にする: 今回は採用しない提案に、その判断を残します。理由を添えると次回の評価にも反映されます。
プレイブックへの改善提案は、案件とは異なる人にも共有される場合があります。作成前に、案件固有の非公開情報が含まれていないか確認してください。
新しい案件とプレイブックは、操作するユーザーの現在の請求元に作成され、作成者だけに編集権限を付与します。元の案件の共有設定や外部ソースはコピーしません。採用時は reportId・proposalId・action だけを指定します。feedback は対応不要とする場合の任意の理由です。再試行には提案の識別子を使うため、idempotencyKey は指定しません。
3. 結果を記録して、再評価する
調査結果や修正した成果を案件に記録し、再評価する を選びます。前回のレポート、採用した提案や対応不要とした提案、その理由も踏まえて、新しい根拠で評価し直します。
タスクを完了しただけでは、問題が解決したことまでは確認できません。何がわかったか、どう直したかを、根拠とともに記録してください。
評価後に重要な情報が変わると、再評価を促す案内が表示されます。再評価は自動では実行されません。案内は参考情報であり、操作をブロックしません。操作時の権限確認と各機能の検証は引き続き適用されます。
評価に使う情報
案件の目的や入力、タスクの指示と結果、削除されていない記録を使います。プレイブックに紐づく案件では、その案件が参照するバージョンの手順や期待される成果も、案件の共有相手が読める範囲で参照します。
紐づけた外部ソースは、取得済みのテキストを使います。ただし、公開案件の評価には外部ソースを含めません。
一度の評価に使える情報量には上限があります。URL や添付ファイルが記録されていても、リンク先や画像の内容を確認したとは限りません。テストの実行結果がなければ、テスト済みとも扱いません。確認できない内容は未検証として残ります。
権限・設定・料金
案件の編集者が評価を依頼できます。保存済みレポートを読めるのは、案件の作業内容にアクセスできる人です。案件を公開しても、公開リンクからレポートや要約は読めません。
組み込み AI の利用許可、ウェブ検索の利用は、案件を所有する個人またはワークスペースの AI 設定で管理します。所有元のカスタム評価指示や評価ごとの個別プロンプトには対応していません。
- 評価: 使用したトークン数に応じて、所有元のクレジットを消費します。料金が発生するのは、レポートが保存されたときだけです。
- タスク・改善提案・プレイブックの作成: 1 件につき 5 クレジットです。
- 案件の作成: 5 クレジットに加え、引き継ぎリンクに 2 クレジットかかります。作成操作は、操作するユーザーの現在の請求元に課金します。
- レポートの閲覧・提案を対応不要にする操作: 無料です。
共有範囲を変えると、変更前の範囲で生成したレポートは非表示になります。所有元を移管すると、レポートと、提案から作ったタスク・改善提案との紐づけが削除されます。長く残したい結論は、案件の記録にも保存してください。
CLI・MCP から使う
Web 版と同じレポートの生成・取得、提案からのタスク・案件・改善提案・プレイブックの作成ができます。
epismo case review generate "$CASE_ID"
epismo case review get "$CASE_ID"
epismo case review act "$CASE_ID" \
--report-id "$REPORT_ID" --proposal-id "$PROPOSAL_ID" \
--action create生成はバックグラウンドで進みます。get で状態を確認し、job.status が complete(完了)、failed(失敗)、skipped(実行見送り)のいずれかになるまで待ちます。
MCP では epismo_case_review_generate、epismo_case_review_get、epismo_case_review_act を使います。